大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 神野翔綺さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の神野翔綺さん。神野さんがLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けている山口研究室で、学びの集大成として取り組んでいるのは、青色LEDの光物性評価について。日本人の研究者たちによって生み出された青色LED。照明での大きな貢献はもちろん、様々な分野で広く応用されています。神野さんはレーザをつくりだしたいと、その材料である窒化物半導体の発光効率向上をめざした研究と向き合っています。憧れていた研究室に所属し、大学院進学後はその研究成果を国内外の学会で積極的に発表してきました。
春、念願の分析・計測機器の総合メーカーで第一歩を踏み出す神野さんをご紹介します。
大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 森松詩織さん。
福岡県からKITに進学した森松詩織さん。入学後、夢考房フォーミュラカープロジェクトを見学して本格的なものづくりの世界に圧倒。ものづくりへの期待が大きく膨らんでプロジェクト活動に参加しました。出場した大会では、悔しい思いも度々ありましたが、学生だけで車を作り上げる喜びを仲間とともに味わうことができたと振り返ります。4年次から所属する山部研究室では、車を対象とした複合材料の成形技術を中心テーマに取り組んでいる森松さん。6月に続き秋にも学会発表を予定しており、実験などにあたる毎日です。
これからもいろいろなことに挑戦し、ものづくりに携わっていきたいと話す森松さんをご紹介します。
大学院環境土木工学専攻 博士後期課程1年 畑中達郎さん。
鉄道の安全を守る仕事をしていたという祖父に憧れ、自身もその世界に進みたいと大阪からKIT環境土木工学科に進学した畑中達郎さん。学部4年次から所属する宮里研究室では、一貫してコンクリートの鉄筋腐食に関するテーマに取り組んでいます。企業との共同研究など、常に複数のテーマを掛け持ちしての忙しい毎日を送っていますが、研究への大きな意欲が、彼に博士後期課程への進学を決断させました。
子供の頃からの夢実現に向けて、長寿命化や環境に優しいコンクリートを目指した研究を続ける畑中さんをご紹介します。
建築学科4年 内田翔さん。
今年2月、北陸の気候にあったエコハウスの研究に取り組んできた学生プロジェクトの成果発表が行われました。建築学科3年生が主体となって活動してきた「エコハウス創造提案活動プロジェクト」で、当時リーダーを務めたのは、内田翔さんでした。
内田さんたちは、夏・冬の温熱環境実測などを行い、学生たちが考える北陸のエコハウスを具体的に提案。日本建築学会会長からは大学院生レベルの内容と高く評価されました。KIT入学後から夢考房建築デザインプロジェクトにも参加し、知識や技術を磨いてきた内田さん。インターンシップも経験し、将来のなりたい自分が見えてきたといいます。
貴重な出会いを通して建築への思いを確かなものとした内田さんをご紹介します。
建築学科4年 神保歩未さん。
金沢工業大学の学生が、アジアの学生達と多国籍チームを組み、アジアの村でのイノベーション創出に取り組むグローバル人材育成プログラム「KIT・KTCラーニングエクスプレス」。今年3月、4年神保歩未さんは、プログラム初の女子学生の一人として参加。シンガポールやインドネシアの学生たちと共にインドネシアの村に滞在し、現地の生活を肌で感じながらキャッサバ(芋)の加工改善に取り組みました。将来は、海外で働きたいという目標を持っている神保さん。
大きな刺激を受け、自分にとって一歩前進になったと話す神保さんを現地の様子などとともにご紹介します。
建築デザイン学科3年 高橋国広さん。
KIT夢考房建築デザインプロジェクト。コンペ参加や模型制作を通して、建築を学ぶ上で必要な力を身につけるための活動を続けています。昨年、1、2年生を中心としたメンバーが富山県砺波市にある出町子供歌舞伎曳山会館の50分の1の模型を制作し、4月、市に寄贈しました。中心メンバーの高橋国広さんは、難しいことも多かったが、設計者の思いをより感じられる貴重な経験と振り返ります
学生たちが作りあげた精巧な模型を高橋さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程1年 川﨑邦将さん。
5月、福井県で開催されたロボカップジャパンオープンで、中型ロボットリーグに出場した夢考房ロボカッププロジェクトチームが、日本ロボット学会賞を受賞しました。これは実機リーグを対象に贈られるもので、ロボットが人間の目に近いかたちでボールなどの色を識別できるKITチームの技術が評価されました。これによって、試合前やハーフタイムのロボット調整時間がぐっと短縮されたといいます。
これからも人工知能をもっと学び、想像を超えるような成長するロボットをつくってみたいと話す大会リーダー川﨑邦将さんを、彼らのロボットとともにご紹介します。
航空システム工学科3年 大野雄太さん。
4月米国ロサンゼルスで、航空工学を学ぶ学生たちによる屋外用小型無人飛行機の競技会「SAE Aero Design West」が開催されました。これは、デザイン、英語でのプレゼンテーション、フライトスコアの総合得点で競われるもので、日本のチームとしては初めて、KIT夢考房小型無人飛行機プロジェクトSAEチームが参加しました。チームリーダーの大野雄太さんは、めぐり合わせに感謝しながらも自分たちの実力を知る貴重な機会になったと振り返ります。
プロジェクト発足11年目、念願の大会出場を果たしたSAEチームを大野さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院建築学専攻博士前期課程2年 横山公大さん(2015年3月修了)。
金沢工業大学で建築を学ぶ学生が、ユーザーである学生の視点に立って、大学周辺の住まいをリノベーションする活動、RDA(Re:Design Apartment)プロジェクト。これまで様々な物件が学生の手によって生み出されていますが、2月末、プロジェクト初の鉄筋コンクリート構造、3階建てマンションが完成しました。デザインを担当したのは、春から建築家をめざして第一歩を踏み出している横山公大さんです。学生や施主のニーズをもとに彼が提案したのは、変化を楽しむことができるユニークな個室、そして居室以外にも自由に使える空間でした。
RDAプロジェクトをはじめ、建築への思いを強くしていった横山さんの積極的な学生時代を振り返ります。
機械工学科3年 土屋享太さん。
今年も秋田県大潟村で、自作電気自動車の競技会「ワールド・エコノ・ムーヴ」が開催されました。大会側から支給された同一コンディションのバッテリーを使い2時間の走行距離を競う省エネカーレースに、昨年、新車両でチーム記録を更新した夢考房エコランプロジェクト。今年こそ走行距離80kmを超えたいと、土屋享太さんを大会リーダーとして、若い力が中心となり改良を重ねてきました。
彼らの車両は、前面投影面積が小さく空気抵抗を削減したデザインが評価され、グッドデザイン賞を受賞。
およそ3円分の電気エネルギーで走行距離を競うレースに挑んだKITチームを、土屋さんのインタビューと映像でご紹介します。
電気電子工学科4年 柳町卓実さん。
KITの学生プロジェクトチームが、大学が立地する野々市市の英語版生活情報パンフレットを作成しました。バスのルートマップや家庭ごみの分別表など3種のパンフレットを製作したのは、柳町卓実さんら8名の学生たち。ユーザーを想定し、何が問題で何を解決するべきかを考える「デザインシンキング」の手法を用い、市内在住の外国人にインタビューを行って、彼らが何を必要としているかを探っていきました。
全国の市を対象にした住みよさランキングでも評価の高い野々市市ですが、今回、外国人にとっても住みやすいまちづくりの一端を学生たちが担ったのです。
地域の課題解決に取り組んだ活動を柳町さんのインタビューと合わせてご紹介します。
大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 武藤涼さん(2015年3月修了)。
さらに高出力で低燃費のエンジン開発をめざしたいという夢をもち、今春、富士重工業に就職した武藤涼さん。KIT入学時は将来について明確なイメージはなかったと振り返ります。エンジンへの興味が生まれたのは、1年次の授業から。エンジンの分解・組み立て、そしてTA(Teaching Assistant)として教員を補助する大学院生への憧れが、武藤さんの学ぶ意欲を大きく掻き立てていきました。ものづくりに必要なライセンス取得にも積極的に挑戦。6年間の集大成となった修士研究では、軽油とガソリンのふたつの燃料を上手く活用した、環境に優しく革新的な内燃機関について装置づくりから取り組みました。
KITで大きな成長を実感し、第一歩を踏み出した武藤さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 岸本明大さん(2015年3月修了)。
子供の頃からバイクや車が好きで、将来はその分野で働きたいとKITに進学した岸本明大さん。ものづくりはゼロからのスタートでしたが、授業では積極的に機械に触れたり、講習会に参加して加工技術や知識を身につけてきました。加藤研究室では、難加工材料の更なる効率化をめざし、駆動型ロータリ加工についての研究に取り組んできた岸本さん。企業との共同研究を通して、実社会に求められる技術を認識できたと話します。
KITで夢をかたちに! この春からスズキのエンジニアとして新しい舞台に立った岸本さんをご紹介します。