大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 小林由佳さん。
KITの生活環境研究所で溶媒抽出法をテーマに研究している小林由佳さん。
彼女は昨年、KITと連携大学院を結んでいるオーストラリアのメルボルン大学に留学。研究員として1年間、環境に優しい有機溶媒を使って、医薬品に使われているアルカロイドの抽出に取り組みました。
もともと留学への思いが強かった小林さんですが、初めての海外に加え、長期の研究活動は、大変な事も多かったと振り返ります。しかしこの経験で世界が近くなったと話す小林さん。
いろいろなことにチャレンジし、自分の可能性を広げていきたいという小林さんをご紹介します。
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応用化学科4年 阿部雅美さん。
新潟県出身の阿部雅美さん。高校生の時に、KIT金沢工業大学の学生たちが制作した金沢駅鼓門のプロジェクションマッピングを知り、学生たちが主体的に活動する様子にとても惹かれたと言います。KIT応用化学科に進学後は、学科プロジェクトであるChemTubeに参加。実験用教材動画の制作に取り組みました。現在は、岡田研究室でラジオフォトルミネッセンスと呼ばれる蛍光現象に関する研究に励んでいます。
新たな被ばく線量計の開発につながる成果をだしたいと意欲的な阿部さんをご紹介します。
応用化学科4年 桑野彩音さん(2023年3月卒業)。
この春、KIT金沢工業大学を卒業して、医療機器メーカーで第一歩を踏み出した桑野彩音さん。1年次から染色体解析プロジェクトなど積極的に活動していましたが、大澤・谷田研究室で出会った医工連携プロジェクトが、彼女の研究への意欲を大きく強く高めました。4年次のほぼ毎日の活動場所は、金沢医科大学総合医学研究所。再生医療などに使われる脂肪由来幹細胞の新しい培養方法の開発に取り組みました。研究への貢献が高く評価され、国際的な学術誌に共著者として名前も掲載された桑野さん。
学びの集大成を発表する公開審査会や、日々の実験活動など彼女をあたたかくサポートする金沢医科大学の方々との様子をインタビューとともにご紹介します。
応用化学科4年 中野あいさん。
化学で水環境を良くすることができたらと、環境化学が学べるKIT金沢工業大学に埼玉県から進学を決めた中野あいさん。4年間の学びの集大成として取り組んでいるのは、河川や工業排水などさまざまな水から希少金属を取り出す物質の開発で、環境浄化にも応用可能なテーマです。課外では、1年次から吹奏楽部に所属。昨年末、学生生活最後となる定期演奏会の舞台に立ちました。
中野さんの充実したKIT生活をインタビューと映像でご紹介します。
応用化学科4年 瀧澤侑孝さん。
KIT金沢工業大学学友会は、石川県赤十字血液センターと協力して定期的に学内献血を行っています。令和元年度まで17年連続で年間1000人超えを達成しました。今年度の学生健康委員会委員長は、瀧澤侑孝さん。再び多くの人達に献血の大切さを知ってもらいたいと積極的な活動を進めています。学びにおいては念願の大澤・谷田研究室で、抗菌剤や抗生物質に代わる身体にやさしい天然由来の薬剤開発をめざしたテーマに取り組んでいます。
人助けができる人間になりたいと精力的な日々を送る瀧澤さんを、活動の原点となったエピソードとともにご紹介します。