メディア情報学科3年 楠 彩さん。
KITメディア情報学科で学びながら映画を制作している学生がいます。楠彩さんです。初めて監督した作品は、今年の映画少年短編映画祭の決勝ブロックに進出。2作目となった『近いようで遠い、まだどちらでもなく、それでも境界線にある光』は、奥能登珠洲を舞台に家族の物語を描いたもので、8月末には金沢市内の映画館でも上映されました。大きなスクリーンに映し出された嬉しさはもちろん、あらためて気づいたことも多くとても貴重な経験になったと振り返ります。
撮影現場の様子をはじめ、楠さんが映像制作への夢を描くきっかけともなっている宝物もご紹介します。
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メディア情報学科4年 宮澤 愛さん。
能登半島地震で被災したのとじま水族館を応援しようと、KIT金沢工業大学メディア情報学科出原研究室の学生たちがバーチャル水族館を開催しました。これは、能登の海洋生物をMR(複合現実)やAR(拡張現実)技術を使って立体的に再現し、さかなたちと実際に触れ合っているかのような体験ができるというものです。制作メンバーの宮澤愛さん。CGやアニメーションなど幅広く学べるメディア情報学科に魅かれて、長野県から進学しました。今回、参加していた子供たちの楽しそうな声が聞けてとても嬉しかったと話します。秋には水族館に加え、動物園の飼育体験の制作も予定しているといいます。
学生たちが自分たちの学びで、能登を応援。バーチャル水族館の様子を宮澤さんのインタビューとともにご紹介します。
メディア情報学科4年 今村駿介さん。
10月、金沢の秋の風物詩「金澤月見光路」が今年も開催されました。今年のテーマは、『あかりのオブジェとメディアテクノロジー』の融合。金沢工業大学建築学科とメディア情報学科の学生たちおよそ100名が、あかりのオブジェやプロジェクションマッピングなどで、しいのき迎賓館と周辺広場を美しく彩りました。メディア情報学科、出原研究室に所属する今村駿介さんたち7名が取り組んだのは、「Connect Kanazawa2」と題したリアルとヴァーチャルをつなぐデジタル体験。ピアノ演奏に連動したプロジェクションマッピングを投影したり、AR体験やヴァーチャルで楽しめる月見光路などメディアテクノロジーを活用した世界を創り上げました。
今村さんたちが創り上げた今年の月見光路をインタビューとともにご紹介します。
メディア情報学科4年 一橋佳生さん。
4月からIT企業で第一歩を踏み出す一橋佳生さん。プログラミングを学びたいと長野県からKIT金沢工業大学メディア情報学科に進学しました。学びの集大成として取り組んだテーマは、映像を活用したプログラミング学習システムです。小学校でのプログラミング教育が必修化となるなど、IT人材の育成が強く求められています。一橋さんは、対象となる子どもたちが動画配信サイトで映像に親しんでいることに注目。映像編集や動画再生のしくみなどを題材とし、楽しみながら学習を続けられるシステムを提案しました。
将来幅広く活躍できる技術者をめざし挑戦をつづけていきたいと話す一橋さんを、ご紹介します。
メディア情報学科4年 小野田周治さん。
この春、社会人として第一歩を踏み出すKIT金沢工業大学メディア情報学科4年の小野田周治さん。KIT進学後は、地域の幼稚園と連携しておもちゃ開発に取り組むプロジェクトや、学生スタッフとしてMR技術を活用した施設内の家具配置シミュレータを制作するなど課外でもさまざまなものづくりにチャレンジしてきました。そして学びの集大成として取り組んだのは、金沢の街なかに賑わいをと開催されているライトアップイベントを題材に、会場とオンライン会場をつなぐ体験システムの開発です。小野田さんは、参加者同士が写真で交流できるメタバースをつくりあげました。
これからも新しいことを学び続けて成長していきたいと話す小野田さんをご紹介します。