メディア情報学科4年 井藤拓海さん。
JR金沢駅の鼓門を美しいプロジェクションマッピングで彩った「金澤月見ゲート」。KITメディア情報学科 出原研究室の学生たちが制作したものです。自動生成型、鑑賞型、参加型と今年も工夫を凝らした作品を発表した学生たち。来場者と一緒につくりあげる参加型プロジェクションマッピングは、タブレット端末を使って、リアルタイムで来場者が鼓門に映しだされる映像と音楽をつくっていくというものです。制作には大変なこともあったという井藤拓海さんですが、社会にでてもお客さんが喜ぶものづくりをめざしたいとの気持ちを新たにしたようです。
金沢の夜のにぎわいを見事に演出した学生たちのプロジェクションマッピングPart2をご紹介します。
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メディア情報学科4年 小幡十矛さん(2021年3月卒業)。
念願のIT企業で技術者としてスタートをきった小幡十矛さん。高校時代はロボコンに参加。大学ではソフトウェアのアプリ開発などについて勉強したいと、KIT金沢工業大学メディア情報学科に進学しました。1年次からスマートフォンアプリプロジェクトに参加。メンバーや企業との共同でアプリ開発に取り組む一方、学内で学べないことを経験したいと早い時期からインターンシップにも積極的に参加してきました。
チームでのものづくりでこれからもより良いシステムを開発していきたいと話す小幡さんを卒業研究とともにご紹介します。
メディア情報学科4年 岩城司さん。
今春から念願の総合映像制作会社で社会人としての第一歩を踏み出す岩城司さん。映像を学んでみたいと福井県からKIT金沢工業大学メディア情報学科に進学しました。1年次から出原立子教授を訪ねて自作品のアドバイスを受けていたという岩城さん。昨年秋のオープンキャンパスでは、研究室の仲間と取り組んだ3Dプロジェクションマッピングを披露しました。題材としたのは、ルネサンス期の画家であり、当時のヨーロッパ第一線級の数学者のアルブレヒト・デューラーです。
いつか自分が制作した作品で人を感動させることができたらと話す岩城さんをご紹介します。
メディア情報学科4年 福澤力也さん(2019年3月卒業)。
この春から情報技術やサービスを提供する企業で第一歩を踏み出した福澤力也さん。仲間とともに取り組んだKITメディア情報学科での学びの集大成は、色付き紙カードを用いた双方向授業システムの研究でした。これによって教員が、学生たちの授業の理解度を安価で簡単に把握できるというものです。さらに活用の用途拡大をめざして、仲間の近藤崇祥さんとグループ単位での回答集計システムを提案。この成果は、昨年夏のPCカンファレンスで高い評価を受けました。
人に役立つシステムづくりをめざし新しいスタートをきった福澤さんをご紹介します。
メディア情報学科4年 宇於﨑 心都さん。
毎年秋にJR金沢駅もてなしドーム「鼓門」を美しく彩るプロジェクションマッピング。これはKITメディア情報学科出原研究室の学生たちが金沢市と連携して2013年から行っているものです。富山県出身の宇於﨑心都さん、学生主体の制作にとても驚くともに、自分もやってみたいとKITに進学を決めました。3年次には、福井県にある平泉寺白山神社でのプロジェクションマッピングに参加。そして昨年10月には研究室の仲間たちと「鼓門」に金沢の現在から近未来のイメージを見事に映し出しました。
念願の映像カンパニーでさらに最先端を走っていきたいと夢を話す宇於﨑さんをご紹介します。