情報工学科3年 藤野一真さん。
「NHK学生ロボコン2022」。KIT金沢工業大学夢考房チームは、準優勝を手にしました。9年ぶりの決勝進出に大きく貢献したのが、制御班で今回、射出ロボットの操縦を担当した藤野一真さんです。情報工学が学べてロボコンが強い大学と、静岡県からKITに進学を決めた藤野さん。昨年はプログラミングの一部を担当、今年は大会メンバーとして出場し、開発段階から本番までさまざまなトラブルに見舞われましたが、仲間とともに対応して乗り越えてきました。
NHK学生ロボコンPart2。今年の夢考房チームを藤野さんのインタビューでご紹介します。
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大学院情報工学専攻博士前期課程1年 陸田駿弥さん。
KIT金沢工業大学の早期卒業制度、第一期生となった広島県出身の陸田駿弥さん。学部3年半の9月に情報工学科を卒業、現在、大学院1年として新たなスタートを切っています。学部の集大成として取り組んだのは、AIによるガン画像診断支援システムの開発を目指した研究で、今年3月の情報処理学会全国大会では、学生奨励賞を受賞しました。海外留学を視野に興味あることは臆せずチャレンジし続けている陸田さん。
卒業研究審査会や卒業、入学式などの様子とともにご紹介します。
情報工学科4年 後藤怜奈さん。
石川県警察のホームページにKIT金沢工業大学の学生が作成したサイバー犯罪対策動画が公開されています。制作したのは、石川県警からサイバー防犯ボランティアの委嘱をうけた情報セキュリティスキルアッププロジェクトの学生6名です。代表は、後藤怜奈さん。生活安全課の方々や仲間と話しあいながらフィッシング詐欺防止につながる作品などを作り上げていきました。4月、これらの活動が評価され、石川県警から感謝状が贈られました。
制作した動画とともに、この経験で一層社会に貢献していきたいという思いを強くしたという後藤さんをご紹介しました。
情報工学科4年 小林諒多さん。
今春、社会人として第一歩を踏み出す小林諒多さん。新潟県からKIT情報工学科に進学しました。勉強にあたっては、仲間との協力や学内の施設を積極的に活用したと話します。そんな小林さんが学びの集大成として取り組んできたテーマは、人の好みにもとづいた石川県の日本酒推薦システムの開発です。日本酒産業は県を代表する産業の一つですが、限られた銘柄だけではなくもっと広く知ってもらい、さらなる産業発展に貢献できたらというものです。研究の成果は、先ごろ行われた情報処理学会全国大会で発表。慌ただしい日々が続きました。
小林さんのKITでの学びを放送で振り返ります。
情報工学科4年 小島弘道さん。
情報について深く学びたいと新潟県から進学した小島弘道さん。アルバイトも組込みソフト技術が学べ活かせるIT企業で行ってきました。4年次の卒業研究として長田研究室で企業と共同で取り組んでいるのは、深層学習に基づくコンクリートの締固め判定システムについて。熟練技術者の経験によって行われている判定方法の代わりとなりうる提案で、品質を確保しながらの省人・省力化に向け、小島さんはさらなる精度向上をめざして研究を続けてきました。満足度の高い学生生活を送ることができたと話す小島さん。
AI技術の活用で、より便利な世の中をつくることができたらという小島さんをご紹介します。