情報理工学部 ロボティクス学科

河合宏之 研究室

KAWAI Hiroyuki
LABORATORY

人の身体を制御するヒューマンモーションコントロール

脊髄損傷患者や脳梗塞や脳卒中などにより麻痺が残る人は、脳から筋肉への指令伝達がうまくいかずに身体を思い通りに動かすことが困難になる場合がある。そこで、人の身体をシステムの一部と捉え、筋肉に適切な電気刺激を与えることで麻痺した筋肉を動かす運動支援システムの構築やその制御手法を提案する「ヒューマンモーションコントロール」に関する研究をおこなっている。

キーワード

  • ヒューマンモーションコントロール
  • 機能的電気刺激
  • リハビリシステム
  • ロボット制御

研究紹介

RESEARCH

受動性に基づく視覚フィードバック制御に関する研究

教員紹介

TEACHERS

河合宏之  教授・博士(工学)

略歴

1995年
3月
愛知県立豊橋東高等学校 卒業

1999年
3月
金沢大学 工学部 電気・情報工学科 卒業

2001年
3月
金沢大学大学院 自然科学研究科 電子情報システム専攻 博士前期課程 修了

2004年
3月
金沢大学大学院 自然科学研究科 機能開発科学専攻 博士後期課程 修了

2004年
4月
法政大学 IT研究センター ポストドクター研究員 

2005年
4月
金沢工業大学 工学部 機械系 ロボティクス学科 講師 

2010年
4月
金沢工業大学 工学部 機械系 ロボティクス学科 准教授 

2018年
4月
金沢工業大学 工学部 ロボティクス学科 教授 

専門分野

専門:制御工学、ロボット制御

学生へのメッセージ

大学進学の際、地元からそれほど離れていない所での独り暮らしに憧れ、ウィンタースポーツが好きだったこともあり、雪の降る金沢を選びました。

大学の授業で初めて楽しいと感じたのが制御工学だったので、迷わず制御の研究室を選びました。当時最先端だったロボット制御に携わったのが、私の研究の始まりです。そして、本学での研究を発展させるためにフロリダ大学に留学し、筋刺激を用いたリハビリシステムに関する研究をスタートさせました。

振り返ると、大きな流れに身を任せながらも多くの人に助けられ、自分の決断で、自分のやりたい事をやらせてもらってきたように思います。

大学では深い知識を身に付け研究することもさることながら、様々な人から刺激を受け、自分の世界を広げる事も大切だと思います。私自身も学生のみなさんの手本となれるように柔軟な考え方を心掛け、みなさんのやりたい事を手助けしながら、新しい事にも挑戦したいと思っています。

担当科目

ロボティクス入門  ロボティクス基礎  プロジェクトデザイン入門(実験)(ロボティクス学科)  グローバルPD  ロボット制御  プロジェクトデザインⅢ(河合宏之研究室)  プロジェクトデザイン特別科目(PDプラクティカルソリューション)(夏期集中講義)  制御工学入門  制御工学Ⅰ  ロボティクス数理・演習Ⅱ  専門ゼミ(ロボティクス学科)  医療・ヘルスケア工学研究(河合宏之)  生体力学特論  ロボット制御特論  機械工学専攻特別講義Ⅰ  機械工学専攻特別講義Ⅱ  コーオププログラム  コーオププロジェクト  

オリジナルコンテンツ

ORIGINAL CONTENTS