工学部 電気エネルギーシステム工学科
深見正 研究室
カーボンニュートラル実現に貢献する回転機技術の研究
物を動かすモータや電気をつくる発電機は、「回転機」と呼ばれています。回転機は、電気・機械エネルギー変換を高密度、高効率で実現でき、社会基盤を支えるキーデバイスとして、電力、交通、産業、家電などの幅広い分野で利用されています。カーボンニュートラルの実現に向けて、回転機技術の一層の高度化が求められています。研究室では、その要求に応える新原理/新構造の回転機の開発に取り組んでいます。
キーワード
- モータ
- 発電機
- 電気自動車
- 風力発電
- 小水力発電
ニュース&トピックス
- 2023.09.20大学院生の加納直哉さんが電気学会産業応用部門大会で 「YPC 優秀論文発表賞」を受賞
- 2023.09.01大学院生1人教員2人らが電気学会・産業応用部門「部門論文賞」を受賞
- 2023.02.15加納直哉さんが難関試験「第二種電気主任技術者」に合格
- 2022.04.19「物語の始まりへ」に清水俊里さんが紹介されました
- 2021.08.30大学院生2人教員2人らが電気学会産業応用部門「部門論文賞」を受賞
- 2021.06.29「物語の始まりへ」に高嶋一成さんが紹介されました
- 2021.04.28回転機の高機能化への貢献が評価。深見教授が「電気学会フェロー(IEEJ Fellow)」に
- 2021.02.19高嶋一成さんが難関の第二種電気主任技術者試験に合格。学部生としては12年ぶりの合格達成
- 2020.01.07「物語の始まりへ」に寺家尚哉さんが紹介されました
- 2018.11.13深見正教授が日本電気協会の第63回「澁澤賞」を受賞
研究紹介
用途指向形の新しい回転機の開発
研究内容
電気自動車、風力発電、小水力発電などの特定用途に一番フィットした回転機の開発を行っています。計算機で内部の磁束の流れを図示したり、動きをシミュレーションしたり、実際に回転機を製作して電圧・電流を測定したりして、新しい回転機の実用化を目指しています。
教員紹介
深見正 教授・工学博士
略歴
専門分野
専門:回転機(モータ、発電機)
学生へのメッセージ
学生時代に、何か一つ熱中することを見つけてください。専門の勉強でも、課外活動でも、何でも構いません。そして、それを「本気」で取り組んでみてください。私は、中学・高校では、部活動(弓道)に熱中しました。大学の学部では、専門資格(電気主任技術者ほか)の取得に熱中しました。大学院の修士課程・博士課程では、研究(モータ)に熱中しました。恩師に恵まれたこともあって、充実した学生生活を送ることができました。資格取得などで相談・質問があったら、気軽にメールしてください。(第一種電気主任技術者、電気学会フェロー)
担当科目
工学基礎Ⅰ 技術者基礎 電気機器Ⅰ 電気回路Ⅳ(電気工学) プロジェクトデザインⅢ(深見正研究室) 電気機器Ⅱ 電気電子工学専門実験B 専門ゼミ(電気電子工学科) 電気機器・制御工学研究(深見 正) 電気機器・制御統合特論