工学部 電気エネルギーシステム工学科

深見正 研究室

FUKAMI Tadashi
LABORATORY

カーボンニュートラル実現に貢献する回転機技術の研究

モータや発電機は、総称して「回転機」と呼ばれます。回転機は、電気エネルギーと機械エネルギーを高密度・高効率で変換できる、社会基盤を支えるキーデバイスです。電力・交通・産業・家電など、幅広い分野で利用されています。
カーボンニュートラルの実現に向けて、回転機技術のさらなる高度化が求められています。本研究室では、この課題に応えるべく、新しい原理や構造を備えた革新的な回転機の開発に取り組んでいます。

キーワード

  • モータ
  • 発電機
  • 電気自動車
  • 風力発電
  • 小水力発電

研究紹介

RESEARCH

特定用途指向の新しい回転機の開発

研究内容

本研究室では、電気自動車、風力発電、小水力発電など、特定の用途に最適化した回転機の開発に取り組んでいます。これらの回転機には、それぞれの目的に応じて、性能や機能を最大限に引き出す設計が求められます。
研究では、計算機シミュレーションを用いて磁束の流れや動作を解析し、実際に回転機を製作して性能を評価します。これにより、高機能・高効率な回転機の実用化を目指しています。

【研究のアプローチ】
・用途に応じて原理および構造を検討する
・計算機シミュレーションにより特性を予測する
・実験機を製作して特性を評価する

教員紹介

TEACHERS

深見正  教授・工学博士

略歴

1981年
3月
石川県立羽咋工業高等学校 卒業

1985年
3月
金沢工業大学 工学部 電気工学科 卒業

1990年
3月
金沢工業大学大学院 工学研究科 電気電子工学専攻 博士課程 修了

1990年
4月
三菱電機株式会社  中央研究所 

2004年
4月
金沢工業大学 工学部 電気系 電気電子工学科 教授 

2025年
4月
金沢工業大学 工学部 電気エネルギーシステム工学科 教授 

専門分野

専門:回転機(モータ、発電機)

学生へのメッセージ

学生時代には、ぜひ何か一つ、心から熱中できることを見つけてください。専門の勉強でも、課外活動でも、何でも構いません。そして、それを「本気」で取り組んでみてください。私自身、中学・高校時代は弓道に没頭し、大学では電気主任技術者などの専門資格の取得に励みました。大学院では、モータに関する研究に深く取り組みました。幸いにも素晴らしい恩師に恵まれ、充実した学生生活を送ることができました。
資格や研究のことで相談したいことがあれば、遠慮なく研究室に来てください。メールでの相談も歓迎です。(第一種電気主任技術者、電気学会フェロー)

担当科目

電気数学Ⅰ  技術者基礎  電気機器Ⅰ  電気回路Ⅳ(電気工学)  プロジェクトデザインⅢ(深見正研究室)  電気機器Ⅱ  電気電子工学専門実験B  専門ゼミ  電気機器・制御工学研究(深見 正)  電気機器・制御統合特論  

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