工学部 電気電子工学科

深見正 研究室

FUKAMI Tadashi
LABORATORY

高嶋一成さんが難関の第二種電気主任技術者試験に合格。学部生としては12年ぶりの合格達成

電気電子工学科4年の高嶋一成さん(深見研究室)が第二種電気主任技術者試験に合格しました。金沢工業大学の学部生の合格としては2009年以来12年ぶり、大学院生も含んだ学生の合格としては2010年以来11年ぶりとなります。

令和2年度の第二種電気主任技術者試験は、一次試験が2020年9月12日(土)に、二次試験が11月22日(日)に行われ、試験結果が2021年2月12日(金)に発表されました。一次試験の受験者は6,235名、二次試験の合格者数は701人で、試験全体の合格率は11.2%でした。電気主任技術者試験の受験生の多くは企業の方が多く、第二種の受験者における学生の割合は2%前後です。高嶋さんは一次試験、二次試験とも一度の受験で合格しました。

難関を突破した高嶋さんは、これまでに第二種電気工事士、第三種電気主任技術者、危険物取扱者 乙種第4類の資格を有しており、資格取得に向けた熱心な勉強が実を結びました。授業での学びに加え、資格で必要な知識を独学で学び、研究室の深見教授のアドバイスを受けながら勉強を進めました。また、プロジェクトデザインⅢ(卒業研究)として、深見研究室でEV用可変磁束モータの研究にも取り組み、研究活動と資格取得を両立させてきました。

高嶋さんのコメント「大学の授業の勉強に真面目に取り組んできたこともあり、合格して嬉しいです。春からは就職が決まっていますが、建設・エンジニアリング系の企業なので電気主任技術者の資格を活かして仕事ができそうです。今後、さらに第一種電気主任技術者試験にも挑戦したいと考えています」

https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2021/0219_takahashi.html

公開日:2021.02.19