メディア情報学部 メディア情報学科

鎌田洋 研究室

KAMADA Hiroshi
LABORATORY

大学院生の佐々木駿さんとメディア情報学科の安居佑さんが電子情報通信学会の「学生優秀論文発表賞」を受賞

大学院システム設計工学専攻・鎌田研究室の佐々木駿さんとメディア情報学科4年次の安居佑さんが、2020年9月13日(日)にオンライン開催された「2020年度電気・情報関係学会北陸支部連合大会」での論文発表に対して、電子情報通信学会の「学生優秀論文発表賞」を受賞しました。

佐々木さんは、プログラミング教育の需要が増大している近況において、人間の教師のように誤ったプログラミングに対して助言する学習システムについて発表しました。画像を表示するプログラミング問題を対象として、誤った考えに基づくプログラミングによる表示画像をデータ化しておき、学習者のプログラムの表示画像との照合により、その誤りを助言するシステムを提案しました。

安居さんは、授業の改善に向けて、授業中の学生の画像から姿勢を推定するシステムについて発表しました。学生の画像からディープラーニングにより検出した学生の骨格をもとに学生の姿勢、さらには集中度などの授業態度を推定するシステムを提案しました。

[論文題目] 代表的な誤答に助言を行う記述式プログラミング学習システム
[受賞者] 佐々木駿(大学院工学研究科システム設計工学専攻博士前期課程2年次)
[著者] 佐々木駿、高橋英輝、竹田圭佑、鎌田洋

[論文題目] 授業における学生の姿勢推定システム
[受賞者] 安居佑(情報フロンティア学部メディア情報学科4年次)
[著者] 安居佑、杉山魁、芝山俊希、鷹合大輔、鎌田洋

公開日:2021.03.12