情報フロンティア学部 経営情報学科

徳永雄一 研究室

TOKUNAGA Yuichi
LABORATORY

サイバー攻撃対処を競うイベント「Micro Hardening」に徳永研究室のITチームが参加

2月25~26日に、総務省主催の「サイバーセキュリティデイズ2020」が金沢で開催され、そのメインイベントである「Micro Hardening」に、経営情報学科4年の福田瑛次さん(齋藤研究室)、3年次の澤田俊希さん、児玉龍さん、柴田成輝さん(徳永研究室)がチームを編成し、参加しました。

Micro Hardening は国内のIT企業・大学で編成されたHardening Projectから生まれたサブプロジェクトであり、「ゲーム感覚で」サイバー攻撃に対処する能力を磨くことを目指すものです。参加者は4人一組となり、45分という限られた時間のなかで、提供されたECサイトに対する様々なサイバー攻撃に対処することが求められます。

IT企業のサイバー攻撃対策エキスパートや、大学のセキュリティ研究者が参加する中、徳永研究室のチームは、福田さんがプロジェクトデザインⅢでサーバーを構築・運営している唯一の有識者で、残り3名はサーバーにもセキュリティにもほとんど関与したことがない素人に近い集団。しかし、事前に関連資料で基礎知識を身につけ、当日にはサイトの監視役、異常の解析・対策立案役、対策の実行役など各人のスキルに合わせ役割分担を決め、チームプレイを徹底する作戦で競技に臨みました。

残念ながら上位に食い込むことはできませんでしたが、3回の試合の中で着実に対策技術を習得し、得点として換算されるECサイトの売り上げも増やすことができました。

試合後、メンバーはネットビジネスのサイバー攻撃対策の重要性を実感するとともに、対策技術への興味を深め、「来年もまた参戦したい」と意欲を見せていました。

公開日:2020.03.02