大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 神野翔綺さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の神野翔綺さん。神野さんがLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けている山口研究室で、学びの集大成として取り組んでいるのは、青色LEDの光物性評価について。日本人の研究者たちによって生み出された青色LED。照明での大きな貢献はもちろん、様々な分野で広く応用されています。神野さんはレーザをつくりだしたいと、その材料である窒化物半導体の発光効率向上をめざした研究と向き合っています。憧れていた研究室に所属し、大学院進学後はその研究成果を国内外の学会で積極的に発表してきました。
春、念願の分析・計測機器の総合メーカーで第一歩を踏み出す神野さんをご紹介します。
建築都市デザイン学科3年 浦口昻久さん。
昨年12月、金沢工業大学建築系の学生たちが制作したアート作品が、冬の金沢を彩りました。これは、北陸最大級のファッションストリートがある金沢市竪町商店街振興組合の青年部とのコラボレーションによるアートイベントです。3回目となる今回はクリスマスツリーやプレゼントをモチーフにしたオブジェが街路樹や広場に展示されました。形あるものをデザインしてみたいと三重県から進学した浦口さん。リーダーとしてデザインから制作まで積極的に活動しました。多くの人たちとの出会いや授業だけでは学べない貴重な経験を通じて、建築への思いをさらに強くしたようです。
浦口さんたちが作りあげた幻想的な空間をご紹介します。
航空システム工学科4年 宮原匠さん。
小学生の時に見た航空ショーの驚きと感動が、航空を学ぶきっかけになったという宮原さん。長野県からKIT航空システム工学科に進学し、夢考房小型無人飛行機プロジェクトに参加するなど知識と技術を深めていきました。そして今、卒業研究として取り組んでいるのは、ヘリコプターについて。ホバリング時の吹きおろしの風によって発生する渦のしくみを、従来あまり行われてこなかった精密模型を使った風洞実験から解明しようとしています。吹きおろしの風によって起こりうるアクシデントの回避や安全性の向上に結び付く機体設計につながる研究に取り組む宮原さん。
春からは、熱い思いを抱いてJR東日本に就職します。
4年間の学びの集大成に熱心に取り組む様子をご紹介します。
情報工学科4年 藤尾綾一さん。
中学生の頃からシステムエンジニアに憧れ、KITで本格的に情報工学を学んだ藤尾さん。春からはamebaで知られる念願のサイバーエージェントで第一歩を踏み出します。
入学直後から学内のIT系プロジェクトに参加、2年次からは金沢市主催のスマホアプリコンテストに応募し2年連続で受賞するなど、知識と技術を磨いていきました。インターンシップなどの経験も積み、自分の進むべき将来の道を明確にしていった藤尾さん。
KITで大きな成長を実感しているという藤尾さんのデジタル版ものづくりの活動と成果をご紹介します。
航空システム工学科4年 上田卓さん。
航空について学びたいと新潟県から進学した上田さん。入学後、ヨットが飛行機と同じ原理で進むことを知って、ヨット部に所属。授業で学んだことが部活動で体験でき、航空への知識をより深めることができたと振り返ります。学びの集大成の研究テーマは、安定飛行が可能なコガネムシに注目し、火星探査用飛行機の開発に応用できないかというものです。内定しているIHIでもエンジンに関わり、夢のある計画に将来参加できたらと話す上田さん。
充実した4年間を実感している上田さんを、卒業研究の様子などとともにご紹介します。
機械工学科4年 中島章裕さん。
今春、念願のスズキで社会人として第一歩を踏み出す中島さん。KITでの生活は、まさに車輌開発にどっぷり浸かった日々でした。将来は車関係の仕事につけたらと思っていましたが、1年次から参加した夢考房フォーミュラカープロジェクトで、ますますその魅力の虜に。身につけた数学を応用して製作したパーツが組み込まれ、車が走る。この感動は忘れられないと話します。全日本学生フォーミュラ大会にはドライバーとしても出場した中島さん。
仲間とともに過ごした夢考房でのものづくりと失敗の数が、自身の大きな成長につながったという中島さんを映像とインタビューでご紹介します。
電気電子工学科4年 赤松祐季さん。
神戸ルミナリエで人々を魅了する光に感動し、電気について学びたいとKITに進学した赤松さん。4年間の学びの集大成として取り組んでいるのは、植物が発する微弱な電気信号を読み取って、植物に適した栽培技術を確立しようというものです。平間研究室に設置されているハイテク技術搭載の植物工場を使い、植物との会話!を通して植物工場の生産効率向上を狙った研究を続ける赤松さん。1年次から参加する夢考房フォーミュラカープロジェクトでも、広報担当として熱心に活動してきました。
学業と夢考房活動に取り組み、東芝に内定した赤松さんをご紹介します。
大学院環境土木工学専攻博士前期課程2年 白石宗一郎さん。
10月、国土地理院主催の「Geoアクティビティフェスタ」が東京で開催されました。これは、地理空間情報に関する画期的な技術や独創的なアイデアなどについて展示・発表するものです。大学院2年の白石さんは、金沢工業大学で行われた準天頂衛星初号機「みちびき」を使った民間実証実験の研究成果を、K.I.T.空間情報プロジェクトのメンバーを代表して発表しました。2018年に本格運用が予定されている「みちびき」と現在使われているGPS衛星を組み合わせることで、測位誤差がわずか数センチに縮まり、より安全で快適な社会をもたらすというものです。
最新の空間情報技術の研究を続け、測量事業大手に内定を決めた白石さん。研究を通じて地域貢献などにも積極的に活動している様子をご紹介します。
電気電子工学科2年 中村昌寛さん。
11月。人々が生活している実際の環境の中で、人間と共存し、自律的に働くロボットの技術開発をめざして行われている「つくばチャレンジ」が、茨城県つくば市で開催されました。2年ぶりの出場となったKIT夢考房自律走行車プロジェクトが目指したのは、プログラムのシンプル化。GPSやセンサなどを用いてロボットが自分の位置を把握したり、障害物を回避して移動する機能に特化したロボットです。チームリーダーの中村さん。本格的なものづくりは初めてでしたが、先輩のサポートを受けながら懸命にロボット製作に取り組んできました。
市民が行き交うつくば市内の遊歩道や公園をコースに行われた自律移動ロボットの技術会。これに初めて挑んだ中村さんをご紹介します。
メディア情報学科2年 加藤大久さん。
この夏、米国ワシントンD.C.で開催されたマイクロソフトスペシャリスト(MOS)の世界学生大会で、KITメディア情報学科2年の加藤さんが、ワード2010部門世界5位の成績を収めました。MOSとは、ワードやエクセルなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格で、加藤さんは国内大会で3位に入賞。日本代表としてワード部門の世界大会に挑み、5位になったものです。次は別の部門にもチャレンジしたいと勉強を続けている加藤さん。
世界で延べ65万人が参加した大会での快挙とともに、写真部に所属し課外活動でも積極的に取り組む加藤さんの姿をご紹介します。
メディア情報学科4年 前田祐太朗さん。
10月、JR金沢駅東口広場にある鼓門を最新技術を使った光のアートで彩る「プロジェクションマッピング」が行われました。これは、2015年春の北陸新幹線金沢開業記念イベントとして、KITメディア情報学科出原研究室の学生たちが制作したものです。金沢市からの依頼でスタートしたこの企画、前田さんたちメンバーにとっては1から勉強することばかり、加えて、鼓門という複雑な形状に映像を映し出すことは大変な苦労だったといいます。未来に向けた新しい金沢を学生たちが映像と音楽で表現。渾身の作品を前田さんたちのインタビューでご紹介します。
大学院建築学専攻博士前期課程1年 小田啓太郎さん。
秋の金沢の夜を200個の光のオブジェで幻想的に照らし出す『金澤月見光路』が今年も開催されました。これは金沢市の中心市街地の活性化につなげたいと金沢工業大学の学生と地元商店街が連携して行っているライトアップイベントです。白山連峰をイメージしたというオブジェ「あかり山」を担当したのは、建築デザイン学科川﨑研究室の学生達。リーダーを任されたのは小田さんです。オブジェの美しさはもちろん、空間全体の演出に気を遣ったと話しますが、小田さんにとって、将来を考える大きな経験になったようです。
学系をこえた180名の学生達による美しい光の演出。10年目を迎えた月見光路をご紹介します。
航空システム工学科2年 山崎拓人さん。
航空工学を学ぶ学生たちが、自作の小型ラジコン飛行機で性能を競う「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」が開催され、夢考房小型無人飛行機プロジェクトは、手動制御部門で2位、合わせてベストデザイン賞を受賞しました。災害時での活用が期待される飛行ロボットの実用化をめさしたこの大会、決められた地点への物資投下や指定のゲートを通過するなどのミッションをこなし、その性能と操縦技術が競われます。設計を担当した山崎さん、長時間滑空と低速飛行を可能にした機体が高い評価を受け、嬉しさもひとしおでした。
メンバーたちの智恵と技術がつまった機体「イーグル7」をご紹介します。