大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 神野翔綺さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の神野翔綺さん。神野さんがLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けている山口研究室で、学びの集大成として取り組んでいるのは、青色LEDの光物性評価について。日本人の研究者たちによって生み出された青色LED。照明での大きな貢献はもちろん、様々な分野で広く応用されています。神野さんはレーザをつくりだしたいと、その材料である窒化物半導体の発光効率向上をめざした研究と向き合っています。憧れていた研究室に所属し、大学院進学後はその研究成果を国内外の学会で積極的に発表してきました。
春、念願の分析・計測機器の総合メーカーで第一歩を踏み出す神野さんをご紹介します。
大学院建築学専攻博士前期課程2年 磯部淳己さん。
この春、科学史上の偉大な発見や発明に関する稀覯本を展示公開した[世界を変えた書物]展が金沢21世紀美術館で開催されました。金沢工業大学が蒐集する15世紀以降に出版された書物の原典初版本を中心に展示されたこの展覧会、展示プランを担当したのは、KITで建築学を学ぶ学生たちでした。メインの展示空間「知の森」は、磯部さんのアイデアです。偉大な発見やひらめきは、それ単独ではなく、次の発明へと知の連鎖を繰り返していることを表現したかったという磯部さん。
会を終え、ようやく貴重な経験の実感がわいてきたと話します。
学生たちがプロデュースした「人類の知性を辿る旅」を磯部さんのインタビューとともにご紹介します。
機械工学科3年 辻田光宏さん。
3円分の電気エネルギーで、2時間でどれだけ走ることができるかを競う自作小型電気自動車による省エネカ―レース「ワールド・エコノ・ムーヴ」が、今年も秋田県で開催されました。夢考房エコランプロジェクトも参加。メンバーたちは、走行距離80kmを目標に効率向上や安全性を重視したつくりで挑みました。天候はもちろん、極些細なことが大きく影響するエコランカ―。車体班チーフとして活動を続けてきた辻田さんも、1年をかけて改良、調整を重ねた自分たちの車を見守りました。
目標のひとつであった完走を成し遂げ、新車両開発にむけての気持ちを一層新たにした辻田さんをご紹介します。
電気電子工学科4年 真鍋仁志さん。
ロボット自身が考えてサッカー競技を行う「ロボカップジャパンオープン2012大阪」が開催され、中型ロボットリーグでKITチームが準優勝を果たしました。縦横50cm未満のロボット5台でチームを構成し、コート内を縦横無尽に駆け回る中型リーグ。大学の研究室や産学連携チームの参加が多い中、学部生だけでロボットを作り上げ大会に挑んだ、真鍋さん率いるKITチーム。決勝では惜敗したものの大会連覇のチームから念願のシュートを決め、士気が上がりました。
「ロボカップジャパンオープン」PART2.相手の隙をついた見事なシュートシーンなど中型リーグの様子を、真鍋さんのインタビューとともにご紹介します。
ロボティクス学科3年 歳森モシ人さん。
西暦2050年、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる自律型ロボットチームをつくることを大きな目標に、人工知能やロボット工学の技術向上をめざして行われている競技会「ロボカップジャパンオープン」が、5月、大阪で開催されました。KIT夢考房ロボカッププロジェクトは2種目に参加し、ともに嬉しい準優勝を手にしました。3年 歳森さんをリーダーとするKITチームは、ヒューマノイドリーグ キッドサイズに出場。昨年の予選敗退のくやしさをばねに、画像処理や運動制御においての安定性やスピードアップを図ってきました。今回の戦いで、ようやくスタートラインに立ったと話す歳森さん。
「ロボカップジャパンオープン」PART1。ヒューマノイドリーグ キッドサイズ班の様子を歳森さんのインタビューとともにご紹介します。
メディア情報学科4年 松島亜弓さん。
この春、KITメディア情報学科を卒業し、社会人としてスタートをきっている松島さん。彼女は4年間の学びの集大成として、CG技術を活用した自分の住む町のハザードマップを作成しました。東日本大震災をきっかけに、避難所などの認識の重要性を感じた松島さん。彼女は、誰もが一目でわかるようにと避難所を3次元CGで再現し、建物の形や色合い、寸法などもリアルに作りあげていきました。現在、その一部が自治体のHPでも公開されています。
大学で学んだCG技術を活かして地域貢献に取り組んだ松島さんをご紹介します。
大学院建築学専攻博士前期課程2年 上條幸治さん。
3月、金沢工業大学のキャンパスに、屋外喫煙スペースが完成しました。これは、キャンパスをより良い環境にしたいという学生たちからの提案で設置が決まったもので、デザインも学生によるコンペ形式で行われました。斬新なデザインが評価されて最優秀賞に選ばれたのは、上條さん。スペースの有効活用を念頭に北陸の気候や環境に配慮したデザインで、喫煙者が利用しやすいような空間をつくりあげました。アイデアを練る段階からとても楽しく設計することができたと振り返る上條さん。
この貴重な経験を活かし、これからも人に喜んでもらえるような建築をめざしていきたいという上條さんを作品とともにご紹介します。
コペルニクスやニュートン、ガリレイなど世界を一変させた発見や科学技術に関する初版本など約100点を展示公開する「世界を変えた書物」展が、今、金沢21世紀美術館で開かれています。金沢工業大学のライブラリーセンターでは、世界の科学者たちの重要な発見や発明を発表した初版を中心に約2000冊を蒐集・所蔵する「工学の曙文庫」が設置されています。今回は、これを広く多くの人たちにも見ていただきたいと企画したものです。書物の展示など空間デザインを担当したのは、建築を学ぶ30数名の学生たち。誰でも気軽に足を運んでもらえるような展示にしたいと、1年にわたって企画をすすめてきました。会場全体を「知の森」と捉え、来場者に知性を辿る旅へと誘う空間を創りあげた学生たち。
人類の叡智をたたえる書物展の展示企画という貴重な経験をした学生たちを、準備や開催初日の様子とともにご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 森正朝也さん。
この春から三菱電機で社会人としての第一歩を踏み出している森正さん。電気を学ぶきっかけとなったのは、身の回りにある家電製品の基板でした。一見大きな違いがわからない基板が、全く異なる製品に成る。その不思議を知りたいとKITに進学しました。この6年間で、常に疑問を持ちながら手や頭を働かせて研究に取り組む大切さを学んだという森正さん。集大成の研究テーマは、高度情報社会で不可欠とされる高い周波数での通信の実用化をめざしたものでした。
自分の開発・設計した製品を世の中に送り出すという夢に向かい、新しい舞台に立った森正さんをご紹介します。
航空システム工学科4年 土居那帆美さん。
子供の頃から飛行機が大好きで、高校生の時は実家のある和歌山から関西国際空港へ行き、一日中離着陸する様子を見ていても飽きなかったという土居那帆美さん。
飛行機について学びたいとKITに進学し、夢考房人力飛行機プロジェクトで、一からものづくりを学んでいきました。夢考房でチームでのものづくりを経験し、自分たちの作った機体が空を飛ぶという大きな感動を味わった土居さん。今、川崎重工業で夢への第一歩を踏み出しました。
飛行機と向き合った土居さんの学生生活をインタビューと映像でご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 小森谷佑一さん。
この春、社会人としてスタートを切った小森谷さん。福島県から進学し、ロボット自身が考えて行動する自律移動型ロボットに魅せられて、夢考房ロボカッププロジェクトに参加しました。4年次には、リーダーとして「RoboCup Japan Open」に出場して中型リーグで準優勝。
世界大会ではレベルの違いを痛感するも、それが更なる向上心につながったと振り返ります。大学院進学後は、人との共生をめざして開催される屋外走行実験「つくばチャレンジ」用のロボット開発に取り組み、知識と技術を積み重ねていきました。
まさに自律移動型ロボットとともに歩んだ小森谷さんの6年間をロボットを通じたロシアでの学生交流を交えてご紹介します。
大学院システム設計工学専攻博士前期課程2年 紺谷真悟さん。
3月、起業家候補生によるビジネスプランコンテストの全国大会が開かれました。これは、ICT(情報技術分野)に係わる商品・サービスの開発やPRプランの作成を目指すプログラムで、各地区から選ばれた学生7チームが出場。その中に、紺谷さんらKIT大学院生3人の姿もありました。プレゼンター役を務めた紺谷さんは、富山県出身。KIT進学後、学内外の活動にも積極的に取り組んできました。充実した学生時代を過ごしたこの土地で、これからは社会人として貢献したいと決意した紺谷さん。
世界を驚かせるような情報発信を誓う紺谷さんを、大会での様子や仲間たちのインタビューとともにご紹介します。
飛行機という巨大な機械に興味をもち、愛知県から進学した村居さん。入学後すぐに参加した夢考房人力飛行機プロジェクトで、一からものづくりを学んでいき
ました。その年の夏、仲間たちと作り上げた機体が琵琶湖の空を飛んだ感動は、彼のこれからの道を決定づける大きなカギとなりました。念願かなって、富士重工業では航空機の開発や生産に関わる部門で社会人としてスタートを切る村居さん。
国産旅客機の製作に関わり搭乗するのが夢と話す村居さんを、夢考房活動や研究とともにご紹介します。