情報工学科4年 村松 俊臣さん。
「KIT Cooperative Education」。これは、大学院進学予定者が連携企業で実際の業務に参画し、大学院での研究テーマを見つけるプログラムです。
昨年、情報工学科の村松俊臣さんはこのプログラムに参加。4ヶ月間にわたり金沢市内にあるIT関連企業で、医療用の画像ファイリングシステムをテーマにした研究開発に取り組みました。 最初は慣れない環境にとても疲れたという村松さんですが、プロの技術者を間近に見ながらの実務は、自分自身の実力を知り、意識をかえる貴重な経験になったといいます。
この経験をいかして医工連携の研究を続けていきたいと話す村松さんを、彼を見守ってきた大先輩のあたたかいエールとともにご紹介します。
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情報工学科3年 市村凌久さん。
金沢工業大学の課外活動プロジェクト「Bus Stopプロジェクト」。大学が立地する野々市市内を走るコミュニティバスやシャトルバスの現在位置がわかるシステムを開発し、実証実験をおこなっています。昨年、情報工学科3年の市村凌久さんたちが中心となってシステムをリニューアル。運行状況のリアルタイム確認や、病院や学校に加えてあらたに飲食店紹介画面を追加するなど利便性が大幅に向上しました。
魅力ある町づくりの実現に向けたプロジェクト活動をはじめ、積極的に学生生活を送る市村さんをご紹介します。
情報工学科4年 井出一輝さん。
春から社会人としてスタートをきる井出一輝さん。高校で学んだ情報技術をさらに深め、成長したいと、長野県からKITに進学。1年次から課外活動にも積極的に参加してきました。そして、4年次の河並研究室所属後は、小学生を対象としたプログラミング教室やドローンのプログラミングコンテストの運営を仲間とともに北陸3県で開催し、より快適で安全な大会をめざした運営システムの改良や開発に取り組みました。
1月に金沢市で開かれたコンテストの様子をご紹介しながら、大学で学んだことを社会でも活かしていきたいと話す井出さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 渡辺 魁さん。
KIT金沢工業大学大学院2年の渡辺 魁さん。情報系をもっと学んでみたいと、新潟県から進学しました。学部1年次からセキュリティなどさまざまなプロジェクトに参加する中でAIに大きな可能性を感じたといいます。所属する中沢研究室で学びの集大成として取り組んでいるテーマは、AIを活用した交差点での交通量調査の自動化について、計測の精度向上をめざしたものです。2023年夏、研究室の仲間や教授との共著論文が、情報処理学会 論文誌ジャーナルの特選論文として表彰されたことは、自身の研究の社会実装化に向け一層の励みになったに違いありません。この春社会人として第一歩を踏み出す渡辺さん。
これからの社会に求められる技術者になりたいと話す渡辺さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 中野勝章さん。
KIT金沢工業大学大学院で情報工学を専攻する中野勝章さん。中野さんが学部時代から取り組んでいる研究テーマは、交差点の交通量をカメラ画像からAIを活用して調査する精度や効率の向上をめざすというものです。研究成果は国内外の学会で積極的に発表、学会受賞や論文掲載など高い評価を得ています。また大学院1年のときには、KITと米国・ロチェスター工科大学、2つの修士号取得をめざすデュアルディグリープログラムに参加、博士課程進学という新たな選択肢ができたとその経験の大きさを振り返りました。
将来は日本に貢献できる人材になりたいと話す中野さんをご紹介します。