大学院情報工学専攻博士前期課程2年 彦坂 昇さん。
大学では情報系を学んでみたいと愛知県からKIT金沢工業大学情報工学科に進学した彦坂 昇さん。念願だった山本研究室に所属後は、KITに蓄積された学生の修学ビッグデータを活用した研究に取り組んでいます。また課外では、KIT初のデータサイエンス系プロジェクトとして発足した「Date Dreamers」に参加。昨年度はリーダーとして100人以上のメンバーをまとめ、技術はもちろん組織運営もとても貴重な経験になったと話します。
研究に課外活動にと積極的な学生生活を送る彦坂さんの姿をご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 北村美穂さん(2011年3月修了)。
大学院を修了し、この春から大日本印刷で社会人としてスタートを切った北村美穂さん。
学部時代、一旦は就職活動をしたものの、将来のイメージを描けず悩んでいたといいます。そんな時に出会ったのが、大学院進学予定者を対象としたKIT Cooperative Educationでした。
北村さんは、太陽電池などを世界展開する企業で4ヶ月間のインターンシップを行い、そこでの研究は特許取得という大きな成果にもつながりました。
インターンシップの経験が、研究者として進むべき世界を導いてくれたと話す北村さんを、学生生活の中のさまざまな表情とともにご紹介します。
まもなく日立造船で社会人としての第一歩を踏み出す井森 貴義さん。彼は栩谷研究室に所属した学部4年次からの3年間が、本当に充実していたと振り返ります。
学びの集大成は、工場などで排出されている、いわゆる捨てられている熱エネルギーを回収するという研究です。実験に必要な装置もできる限り自分たちで設 計、製作。失敗を重ねながらも実験に取り組んだ経験は大きな自信となり、そしてなによりも恩師との出会いが、自身の学ぶ姿勢や人生観を大きく変えたといいます。
晴れやかな表情の井森さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 細川和真さん。
人工知能について学びたいと静岡県からKITロボティクス学科に進学した細川和真さん。3年次後半からは、これまで授業で得た知識を実際のロボットづくりにいかしてみたいと、夢考房ロボカッププロジェクトに参加しました。自律型2足歩行ロボットに挑戦したもののわからないことだらけ。無我夢中の毎日だったようです。
出村研究室に所属後も「ロボカップジャパンオープン」や「つくばチャレンジ」、また学会発表など忙しい日々を送った細川さん。技術者としての第一歩は、家電製品を主軸に事業展開する日立アプライアンスです。
KITで一からロボットについて学び充実感いっぱいの細川さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 藤森健太さん。
愛知県出身の藤森健太さん。学生が自由にものづくり参加できる夢考房に魅力を感じてKITに進学。入学後、すぐにエコランプロジェクトに参加しました。当時、プロジェクトは学生初の自作エンジン開発をスタートさせたばかり。先輩たちに刺激をうけながら懸命に取り組んだ日々でした。
4年次からはエンジンを専門とする加藤・小橋研究室に所属し、大学院では、ディーゼルエンジンの燃焼に関する解析プログラムについて研究してきました。春からは、自動車の内装を手がけるトヨタ紡織が新しい一歩となる藤森さん。
夢考房での懐かしい映像や学びの集大成となった研究発表の様子などをご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 水野隆貴さん。
高校卒業後、社会人として電気工事の仕事に就いていた水野隆貴さん。働く中で、もっと電気について幅広く携わっていきたいと強く思うようになり、大学進学を決意。岐阜県からKIT電気電子工学科に入学しました。
花岡研究室所属後は、放電のメカニズム解明について取り組み、放電から電線を守るシステムの構築をめざしました。
6年間の学生生活を経て、この春、再び社会に旅立つ水野さん。新しい舞台は、JR東日本です。
KITでの充実した日々で成長を実感しているという水野さんをご紹介します。
大学院ビジネスアーキテクト専攻修士課程2年 安澤翔太さん。
この春から念願の富士通で、社会人としてスタートをきる安澤翔太さん。彼は学部4年次のとき、大学院進学予定者を対象に実施される長期インターンシップ「KIT Cooperative Education」に参加。これが将来を考える大きなターニングポイントになったといいます。富士通文教ソリューション統括部で、6ヶ月間、実際の業務に参画した安澤さん。
大学院進学後はこの経験をいかし、システムエンジニアとしての実践的なスキルを身につけるためのプロジェクトをスタートさせました。自分が想像していた以上に成長を実感していると話す安澤さん。
かけがえのない経験となったインターンシップの様子を含め、学生生活を振り返ります。
昨年12月、金沢市内でKITの学生たちと鹿島建設による産学連携のイベントが行われました。
これは、自然エネルギーから発電されるグリーン電力をPRするため実施されたものです。メディア情報学科のメンバーは、グリーン電力の仕組みを楽しく理解してもらうためのコンテンツ制作を担当。さらに、Webサイトやツィッターも活用させながら来場者にアピールしていました。大学で学んだ知識をいかして仲間とともに試行錯誤を繰り返しながらイベントに取り組んだ学生たち。
鹿島建設プロジェクト第2弾。メディア情報学科の学生たちが作り上げたコンテンツをインタビューとあわせてご紹介します。
金沢市の中心地、香林坊地区の街路樹を幻想的にライトアップする「香林坊ツリーファンタジー」。10万個の電球で美しく輝くイルミネーションは、今回、バイオマスなどの自然エネルギーで発電されたグリーン電力で運営されています。このグリーン電力をPRするイベントが、昨年12月、金沢工業大学の学生たちと鹿島建設との産学連携で開催されました。
情報経営学科のメンバーたちの担当は、来場者へのグリーンエネルギーに対する意識調査。データを収集、分析し、活動展開の方向を探りました。これからの取り組みにつながるような調査内容の作成にとても苦心したという3年生の森岡郁哉さん。
貴重な経験を活かし、今後の活動に向けた意欲を示すメンバーたちを、彼らを支えた人たちのインタビューと合わせてご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 清水太朗さん。
ディスプレイについて学びたいとKITに進学を決めた清水さん。
彼は、坂本教授のもとで3Dディスプレイの研究に取り組み、研究室が独自に開発した方式で、より明るいディスプレイ表示を可能にしました。
そしてこの春からの新しい舞台は、憧れ続けていたパナソニックです。
日本の技術力を世界にもっとアピールできる製品づくりに携わりたいと、次なる目標を話す清水さん。
6年間の学びの集大成とともに、彼に影響をあたえた大切な人たちをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 田中大二郎さん。
内燃機関の研究は、機械、電気、材料などすべての分野を吸収できるのが大きな魅力と話す田中さん。なかでも彼が4年次から取り組んでいるのは、クリーンで高効率な次世代ディーゼルエンジンをめざした新たな燃焼方法。
学部時代は、夢考房エコランプロジェクトに参加。ここでは、学生初の自作エンジンに挑みました。仲間と同じ目標に向かって頑張った経験は、研究にも大きく活かされているといいます。
春からは、世界でもトップレベルのディーゼルエンジンメーカーで社会人としての一歩を踏み出す田中さん。研究への熱い思いなどをインタビューでご紹介します。
メディア情報学科4年 前田憲吾さん。
ゲームクリエイターになりたいという夢に向かってひたすら進み、今、その第一歩を掴んだ前田さん。中学生のときに、ゲームで人を楽しませたいと思ったことがスタートライン。独学でプログラムを学び、KIT進学後も3Dゲームを自作するなど勉強を続けてきました。その一方で少林寺拳法部に1年次から所属。大学で初めて出会った武道が、彼の学生生活を一層充実させてくれたようです。
春からは、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」を生み出した企業が新しい舞台となる前田さん。
卒業研究や少林寺拳法に仲間と取り組む前田さんの様子をインタビューとともにご紹介します。
ロボティクス学科3年 市野陽太さん。
実際に人が生活する空間で、ロボットが自分自身で考え、安全で確実に動くことを目指した技術チャレンジが、昨年秋、茨城県つくば市で開催されました。 大学や企業などから多くのチームが参加して行われるロボットの実証実験「つくばチャレンジ」です。
KIT夢考房自律走行車プロジェクトのリーダーを務めた市野さん。「ロボット自身が考えて行動する」という不思議に惹かれてプロジェクトに参加。GPSやレーザーセンサなど最先端の技術に挑みながら仲間たちと作り上げたロボットでスタートラインにたちました・・・。
人とロボットが共存する社会をめざして開催された「つくばチャレンジ」の様子を、市野さんのインタビューや彼らのロボットとともにご紹介します。