大学院情報工学専攻博士前期課程2年 彦坂 昇さん。
大学では情報系を学んでみたいと愛知県からKIT金沢工業大学情報工学科に進学した彦坂 昇さん。念願だった山本研究室に所属後は、KITに蓄積された学生の修学ビッグデータを活用した研究に取り組んでいます。また課外では、KIT初のデータサイエンス系プロジェクトとして発足した「Date Dreamers」に参加。昨年度はリーダーとして100人以上のメンバーをまとめ、技術はもちろん組織運営もとても貴重な経験になったと話します。
研究に課外活動にと積極的な学生生活を送る彦坂さんの姿をご紹介します。
ロボティクス学科4年 中島貴志さん。
2007年、NHK大学ロボコンでKITチームが悲願の初優勝。歓喜に沸く応援席で、「次は、自分もこの舞台に立ちたい!」と先輩たちの勇姿を自分に重ねた中島さん。
昨年、その言葉通りリーダーとしてチームを率い、見事優勝。日本代表として、エジプトで行われた世界大会に出場しました。
KIT夢考房プロジェクトに惹かれて兵庫県から進学。何もかもが初めてのことばかりでしたが、負けず嫌いの性格が彼をどんどん成長させました。
あの初優勝の感激が、4年間の学びや活動成果の原点だったと振り返る中島さん。
ロボコンへの憧れを現実のものとした学生時代を糧に、今春、社会人としてスタートを切る中島さんをご紹介します。
機械工学科3年 高坂大地さん。
1リットルのガソリンでどれだけ走れるか!
省エネカーによる燃費競技大会「Hondaエコマイレッジチャレンジ」が10月に開催され、学生クラス3連覇をめざした金沢工業大学は、記録1634km/l。惜しくも2位となりました。このときドライバーを担当した機械工学科3年 高坂大地さん。1位との差、20km/lは、本当に悔しく自責の念に駆られたといいます。
エコランとの出会いは、実に中学1年のときから。高校時代も全国大会に出場するなど熱中していた高坂さん。しかし意外なことにKIT進学は、新たな目標を見出すためのものだったとか。それでも夢考房プロジェクトの活動や先輩たちとの出会いが、やっぱり彼をエコランづくりへと導きました。
素晴らしい仲間たちとものづくりができる楽しさを実感している高坂さんを映像とインタビューでご紹介します。
情報マネジメント学科4年 池谷公士郎さん。
「水泳は、実力が結果としてあらわれる競技」とその魅力を話す、池谷公士郎さん。3年次、目標としていた全日本インカレに100m平泳ぎで出場。
金沢工業大学水泳部にとっても、水泳競技では実に15年ぶりという快挙でした。さらに今年は、2種目で全国の舞台に立ちました。
しかし彼にとって水泳は、あくまでも楽しく取り組むスポーツなのです。
学業と部活動の両立をめざし、来春、念願のJR西日本に内定を決めた池谷さん。充実した学生生活を実感している池谷さんを映像とインタビューでご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 井上やよいさん。
微生物の世界に興味をもち、静岡県からKITに進学した大学院2年、井上やよいさん。 学びの集大成は、麹菌など微生物の力で生成される発酵食品を研究テーマに取り組んでいます。
井上さんが発酵食品に注目したきっかけは、海外提携校であるイリノイ大学留学時代のこと。1年近い米国生活の中で日本食の良さを実感し、その根底にあるのが味噌・醤油・酒などの発酵食品だとあらためて気づいたといいます。
これからも日本の食品に貢献したいと、将来の舞台を、積極的に海外展開を行う酒造メーカーに決めた井上さん。 その時々の目標に一生懸命に取り組んでいる井上さんをインタビューと映像でご紹介します。
航空システム工学科2年 川崎祐一郎さん。
10月に開催された「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」。
この大会は、次世代の航空産業を担う人材の育成と飛行ロボットの普及を目的に、室内で遠隔操縦可能な航空機を設計・製作し、飛行を競うものです。
夢考房小型無人飛行機プロジェクトからは2チームが参加し、3位と4位に入賞を果たしました。
大会リーダー 川崎祐一郎さんが中心となってデザインした機体「イーグル2」はトンボの羽からヒントを得たもので、抵抗が少なく突風に強いのが特徴です。
練習フライトで思わぬ不安を残した「イーグル2」。 しかし本番では素晴らしいフライトをみせてくれました。
子供の頃から飛行機が大好きで、空への熱い思いをいろいろな紙飛行機を作って表現していたという川崎さん。
オリジナルな機体でさらに上位をめざしたいと決意を話す川崎さんを、大会の模様とともにご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 高橋裕さん。
大学では何か新しいことに挑戦してみたいと、新潟県からKITに進学した。
入学後、夢考房ソーラーカープロジェクトに参加し、仲間と一緒に製作した車両で世界最高峰のソーラーカーレースに挑んできました。
そして現在、学生生活の集大成として取り組んでいる研究は、超高感度磁気センサを使って地震予知をめざすというもの。地震の前兆にみられるという地磁気の乱れに着目し、データ収集や解析を行っている毎日です。
授業で得た知識をソーラーカープロジェクトで実践することで授業の理解力向上につながり、学ぶ意欲が一層高まったといいます。 充実した大学生活の中で見つけた技術者としての目標を胸に、 来春、社会人として新しい舞台に立つ高橋さんをご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程1年 宮川哲也さん。
金沢工業大学「CirKitプロジェクト」。大学周辺にある店舗のHP作成やコミュニティサイトの開発・運営など、ITを活用して地域の活性化を目指した取り組みを続けている産官学連携のプロジェクトです。
10月、野々市町で開催されたイベントで、プロジェクトの活動をより知ってもらおうとCirKitメンバーによるIT活用実験が行なわれました。子供たちを対象としたチェックラリーでしたが、全国に先駆けて小中学生に携帯電話を持たせない運動を展開している野々市町。情報の伝達に今や欠かせない携帯電話を使わずに、大学院1年 宮川哲也さんたちが作り上げたシステムとは? 自分が作ったプログラムを多くの人たちに使ってもらえることが活動の大きな喜びという宮川さん。
今後も地域のさまざまなニーズに応えるサービスを積極的に展開していきたいと話す宮川さんを、イベントの様子とともにご紹介します。
大学院建築学専攻博士前期課程1年 鈴木篤志さん。
10月、空き店舗や街路樹をアートで彩り、街に活気を生み出そうというイベントが行われました。これは、金沢工業大学建築系の学生たちが、金沢市中心部にあるファッションストリートと連携してとりくんだものです。
リーダーを務めたのは、大学院1年 鈴木篤志さん。仲間や街の人たちと話し合いを重ねながら、街の活性化への思いをこめてオリジナルのアートムーヴメントを創りあげていきました。
子どもの頃から家具のカタログを開くのが大好きだったという鈴木さん。次第に店舗や住宅、そして空間デザインと興味がどんどん広がっていきました。KIT進学後は積極的に学外活動にも参加し、感性に磨きをかけています。 アートを通して魅力ある街づくりをめざした鈴木さんたちの取り組みなどをインタビューとともにご紹介します。
ロボティクス学科3年 杉山卓さん。
大学生が手作りのロボットで技術を競う「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」がエジプトのカイロで開かれました。
16の国と地域を代表する17チームが参加して行われた世界大会。日本代表として舞台に立ったのが、金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクトです。
2年連続の世界大会出場。6月に行われた国内大会では圧倒的な強さでエジプトへの切符を手にし、メンバーたちの士気も高まっていました。 手動ロボット担当の杉山 卓さん。世界大会出場は子どもの頃からの夢だったといいます。しかし予選リーグ、マレーシアとベトナム代表2チームに、夢考房チームは・・・。
あくまでも自分たちの力で戦い、勝つことに意味があるという杉山さん。 来年こそは世界の舞台でも頂点をめざしたいと決意を話す杉山さんを、エジプトで行われた世界大会の模様とともにお伝えします。
ロボティクス学科3年 松野公人さん。
1リットルのガソリンでどれだけ走れるか?究極の燃費を競う「第30回本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」が、栃木県で開催されました 。
2年連続学生クラス優勝を果たしているKIT夢考房エコランプロジェクト。電装班を引っ張る松野公人さんは、3連覇への思いはもちろん、チームが目標としている2500km/lをめざして大会に臨みました。
しかし初日の公式練習、天候は激しい雨。彼らが1年かけて製作・改良を重ねてきた省エネカーにとっては最悪の事態でした・・・。夜を徹しての作業で迎えた決勝走行。前日のトラブルをチーム一丸となって解消した夢考房チーム。結果は?
参加500チームをこえる国内最大規模の大会で記録に挑んだ夢考房チームを、松野さんのインタビューとともにご紹介します。
建築学科4年 長谷川拓哉さん。
金沢市中心部の夜を光のオブジェが照らし出す「金澤月見光路」が今年も開催されました。今年で7回目を迎えたこのイベントは、金沢工業大学建築系の学生たちと地域住民が連携して、あかりで街なかに賑わいをつくり出そうというものです。
花や星、また金沢らしさなどをモチーフにしたおよそ2000個の手作りオブジェ。新作の「籠あかり」は、4年の長谷川拓哉さんが、子どもたちが蛍を集めて遊ぶ様子をイメージしてデザインしたものです。彼は、建築を学びたいと新潟県からKITに進学。コンペなどの学外活動を通じて、思いを形にしていく施工分野に関心が高まっていきました。
人に喜ばれるものづくりをしていきたいという長谷川さん。この秋も多くの人々を幻想的な世界へと誘った「金澤月見光路」や長谷川さんの将来の方向性を決めるきっかけとなったプロジェクトなどをインタビューとともにご紹介します。
機械工学科4年 川崎一穂さん。
9月に行われた日本学生選手権水泳競技大会の水球部門に、7年連続出場を果たしたKITチーム。全国大会悲願の勝利をめざしたメンバーの中に、この大会が最後となる川崎一穂さんがいました。
水球を始めて10年。ジュニアオリンピックやインターハイ出場の経験をもつ川崎さんでしたが、大学では勉強も頑張りたいとKITに進学。入学後は、授業と部活動、そして小学生のクラブチームを指導するなど忙しい毎日を過ごしてきました。
そして現在は、卒業研究として炭素繊維強化プラスチックの研究に取り組んでいます。来春、憧れのJR西日本が新しい舞台となる川崎さん。
水球競技の全国大会での様子をはじめ、充実した学生生活が伺える映像をインタビューとともにご紹介します。