大学院情報工学専攻博士前期課程2年 藤田敬悟さん。
高校生のときにVRに興味を持ち、富山県からKIT金沢工業大学情報工学科に進学した藤田敬悟さん。当時は情報技術を学びたいという強い気持ちだけで、まさにゼロからのスタートだったと振り返ります。学部1年次からIT関連のさまざまなプロジェクトに参加して知識や技術を高めていった藤田さん。念願の山本研究室では、メタバース上でのアバターの容姿が、メタバースで行うコミュニケーションの内容に与える影響を分析しています。
将来はAIやVRを使って人々に大きな感動を与えるようなコンテンツを制作したいと話す藤田さんを、本との貴重な出会いとともにご紹介します。
大学院環境土木工学専攻博士前期課程1年 普照遥さん。
金沢工業大学の学びの中で、環境土木への思いを強くし、現在大学院で意欲的に学んでいる学生がいます。普照遥さん。彼女は学部3年次の夏に参加したゼネコンのインターンシップで、トンネルなどの現場を見学。土木の仕事の大きさを実感したといいます。また、所属する木村研究室での恩師や先輩との出会いも大きな刺激となり大学院へ進学。覆工コンクリートの劣化に注目した研究テーマに取り組み、9月の土木学会全国大会発表にむけて準備を進めています。
近づく学会への思いを含め、KITでめざす自分を見つけた普照さんをご紹介します。
大学院システム設計工学専攻博士前期課程1年 沖沙矢佳さん。
豊かな創造力を育むことを目的とし、自分で手を加えてお菓子を完成させる知育菓子。この知育菓子が脳に及ぼす効果について企業と共同で研究を続けている学生がいます。金沢工業大学大学院1年の沖沙矢佳さんです。学部時代から研究をスタートし、知育菓子を作成することで脳の前頭前野が活性化することや、作成後も効果が持続することを明らかにしました。現在は、作成手順が複雑な菓子について、脳波を使った長期的な効果分析にとりくんでいます。
KITで飛び込んだ心理学の世界。そのおもしろさを実感しているという沖さんをご紹介します。
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 辻翔希さん。
彼は、KITに進学後、日々の課題や研究に懸命に取り組み、将来のめざす自分をみつけた学生です。リチウムイオン電池と高電界に関する研究発表で、この春、電気学会優秀論文発表賞を受賞。初めての国際学会も控え、一層研究に力がはいります。電力会社でのインターンシップ経験で大きな刺激を受けたと話す辻さん。
需要が高まるリチウムイオン電池の安心、安全な利用法につながる研究に取り組む様子とともに、よく利用するというお気に入りの場所での一枚もご紹介します。
ロボティクス学科3年 星野裕紀さん。
5月、「NHK学生ロボコン~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会」が開催されました。2013年、世界の頂点に立ったKIT夢考房ロボットプロジェクトチーム。再びの栄光を大きな目標に、星野裕紀さんを大会リーダーとして今年もロボット製作に取り組んできました。毎年新しいルールで開催され、その難易度もあがっている学生ロボコン。時間はあっという間で、KITチームは思い通りの動きが見られないまま本番を迎えることになりました・・・。初めての4脚ロボットに四苦八苦しながらも予選を勝ち抜き決勝トーナメントに進んだKITチーム。
彼らのロボコンを星野さんのインタビューとともにご紹介します。
航空システム工学科4年 小野ゆかりさん。
興味をもったことにトコトンチャレンジする。航空システム工学科4年の小野ゆかりさんは、そんな女子学生です。乗物、中でも飛行機に興味を持って大阪からKITへ進学しました。入学後、人が乗れる飛行機づくりに魅力を感じて夢考房人力飛行機プロジェクトに参加。能登半島穴水湾での初飛行は忘れられない出来事と振り返ります。プロジェクト活動の経験をいかし、卒業研究として取り組んでいるのは、航空機などますます活用が期待されている先端材料、CFRP炭素繊維強化プラスチックについてです。そして今春からはオフロードバイクにもチャレンジしている小野さん。
仲間とともに製作した機体が大空で飛ぶ様子をはじめ、モトクロスレースデビューの姿とアクティブに活動する小野さんをご紹介します。
情報工学科4年 林航希さん。
AI技術を活用して林業の活性化をめざす研究に取り組む学生がいます。愛知県出身の林航希さんです。林さんが仲間とともに産官学で取り組む研究は、ドローンの空中写真データなどからAI解析を用いて樹木の積量や質、種類など森林の様子を把握しようというものです。KITで本格的に情報工学について学び始めた林さん。AIに興味をもち勉強するうちに、実際の問題解決につながるとりくみができたらと、この研究をスタートさせました。
試行錯誤の毎日でも研究のおもしろさを実感していると話す林さんをご紹介します。
経営情報学科4年 島田高行さん。
SDGs。これは、2030年までに誰一人取り残さない世界の実現をめざして国連全加盟国が合意した国際目標のことです。このSDGsについて多くの人に楽しみながら理解を深めてもらいたいと、KITの学生プロジェクトが産学共同でカードゲームを企画、開発し、先ごろ製品化されました。「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」です。プロジェクトの代表を務める島田高行さんたちは、カードゲームを通じてアイデアを生み出し、一人一人の行動につなげられたらと積極的に活動しています。
ドイツでの国連イベント参加の様子を含め学生たちが発信するSDGsへの取り組みを島田さんのインタビューでご紹介します。
電気電子工学科4年 茂木聡史さん。
群馬県出身のKIT4年 茂木聡史さん。人を楽しませるロボットづくりがしたいと、夢考房ロボットプロジェクトTeam_RIDに参加。1年次から仲間と共に、人間と共存する動物型ロボットの開発に取り組んできました。今年3月、茂木さんたちは活動の評価の場を求め、日本機械学会が主催する「ロボットグランプリ~大道芸ロボット競技会~」に初めて出場。性能の高さはもちろん会場の人気も高く、嬉しい技術賞を受賞しました。
茂木さんの呼びかけに反応して行動する様子が愛らしい犬型ロボットを、インタビューとともにご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程1年 久保田篤志さん。
化学に関心があり、愛知県からKITに進学した久保田篤志さん。学部3年次の2度の海外経験が将来を見つめる貴重な経験になったと話します。その一つラーニング・エクスプレスでは、東南アジアの学生たちと多国籍チームを組み、インドネシアの農村に滞在して問題解決に取り組みました。4年次から所属する坂本研究室での研究テーマは、水から金属を取り出す溶媒抽出について。よりよい方法の確立をめざし、有機化学をいかしたものづくりに取りくむ毎日です。
久保田さんの充実したKIT生活をインタビューとさまざまな映像でご紹介します。
機械工学科3年 松本侑磨さん。
秋田県大潟村で開催された「World Econo Move」。わずか3円分の電気エネルギーで2時間での走行距離を競う小型電気自動車の省エネレースです。KIT夢考房エコランプロジェクトチームは、今年もできることはすべて学生たちで作りあげた車輌で出場。車体班の松本侑磨さんたちKITチームは、昨年の苦い経験をばねに改良を重ねレースに挑みました。
走り切った喜びと目標達成への挑戦を止めることのないKITチームを松本さんのインタビューとともにご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程1年 柳澤理紗さん。
ロボット製作に強い憧れをもって秋田県からKIT情報工学科に進学を決めた柳澤理紗さん。入学後、夢考房ロボットプロジェクトに参加。NHKロボコンで再びの頂点をめざし夢考房活動に熱中しました。一方、情報工学の学びも1年次から積極的に取り組んできた柳澤さん。学部の卒業研究テーマとした車の自動運転シミュレータを用いた自律走行システムの開発は、優秀論文発表賞を受賞するなど学外でも高い評価を得ています。
大学院に進学し一層研究活動に熱心な柳澤さんの横顔をご紹介します。