大学院情報工学専攻博士前期課程2年 藤田敬悟さん。
高校生のときにVRに興味を持ち、富山県からKIT金沢工業大学情報工学科に進学した藤田敬悟さん。当時は情報技術を学びたいという強い気持ちだけで、まさにゼロからのスタートだったと振り返ります。学部1年次からIT関連のさまざまなプロジェクトに参加して知識や技術を高めていった藤田さん。念願の山本研究室では、メタバース上でのアバターの容姿が、メタバースで行うコミュニケーションの内容に与える影響を分析しています。
将来はAIやVRを使って人々に大きな感動を与えるようなコンテンツを制作したいと話す藤田さんを、本との貴重な出会いとともにご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程2年 佐藤照大さん。
春から社会人としての第一歩を踏み出す大学院2年の佐藤照大さん。学びの集大成の研究テーマは、長い文章を短くする自動要約システム。学術論文を対象としていますが、佐藤さんは、正確で素早い内容把握を可能にするだけでなく、重要な図表の選択も組み込んだシステムを開発しました。この研究成果を昨年11月マルチメディア関連の学会で発表し、優秀論文賞と優秀プレゼンテーション賞を受賞。
機械学習、AIを活用して世界をより良いものにしたいと話す佐藤さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 万木恒太さん。
春から技術者としての第一歩を踏み出す大学院2年の万木恒太さん。大学の学びの中で将来の道を決められたらと滋賀県から進学しました。複合材料を核として機械系や化学系など幅広いテーマに取り組む田中研究室の活動に興味を強くしていった万木さん。4年次からの研究は、宇宙空間での作業の軽減化も想定した複合材料の自己修復を目指すというものです。学びも課外活動も自分のやりたいことができる大学と話す万木さん。
集大成の研究や自転車同好会の様子など万木さんのKIT生活をご紹介します。
大学院情報工学専攻博士前期課程1年 本田彰吾さん。
「KIT-RITデュアルディグリープログラム」。KIT大学院情報工学専攻と米国ニューヨーク州にあるRITロチェスター工科大学コンピュータ工学専攻という2つの大学院で学び、修了要件を満たせば、最短2年間で両大学の修士号取得が可能となるプログラムです。第一期生に選ばれた大学院1年本田彰吾さん。
学部時代から積極的な学生生活を送ってきましたが、RITの学生との出会いで学びの意識が大きく変わったといいます。この1月に渡米。
声帯振動と脳波を使って自然なコミュニケーションが難しい人の補助システムの研究活動を進め、両大学の修士号取得をめざす本田さんをご紹介します。
大学院高信頼ものづくり専攻博士前期課程2年 池田健到さん。
この春から技術者としての第一歩を踏み出す大学院2年 池田健到さん。学生主体でものづくりができる夢考房活動に惹かれ、愛知県からKIT金沢工業大学に進学しました。ソーラーカープロジェクトでは、大会リーダーとして鈴鹿サーキットでのレースに挑んだり、新車両開発に携わったりと忘れられない経験ができたと話します。現在学びの集大成として取り組んでいるのは、カーボンを用いた複合材料の破壊のメカニズムについて。製品設計に役立つ研究です。
多くの人に使ってもらえるような製品を世の中に生み出したいと話す池田さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 山田のどかさん
岐阜県からKIT機械工学科に進学した山田のどかさん。学部時代の3年間は、医工連携プロジェクトに参加して医療関係の器具開発などに取り組みました。4年次からは精密加工と精密計測を専門とする畝田研究室で、次世代ハードディスクの量産化をめざしたテーマで研究を続けています。生産拠点となっている海外の工場視察や、現地技術者に向けての報告会を行うなど大学院進学後も積極的な活動を行ってきた山田さん。
技術者として社会に影響力のあるものづくりをめざしていきたいと話す山田さんをご紹介します。
大学院機械工学専攻博士前期課程2年 宮川和也さん。
この春、技術者として第一歩を踏み出すKIT金沢工業大学大学院2年の宮川和也さん。学びの集大成の研究テーマは、跳躍ロボットについて。災害現場などでの探索活動を想定したロボットの開発です。高校までは野球に熱中していた宮川さんですが、大学では勉強を頑張りたいと京都からKITロボティクス学科に進学しました。ものづくりの知識も技術もまさにゼロからのスタートでしたが、夢考房ロボットプロジェクト活動に参加。ものづくりが大好きな仲間や先輩と過ごした時間は、宮川さんを大きく成長させ、さらに高みをめざすきっかけともなりました。
将来は、世の中の人がびっくりするようなものをつくってみたいと話す宮川さんをご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 田中昂希さん。
高校時代から化学に興味をもち、大学でより学んでみたいとKIT金沢工業大学応用化学科に進学した田中昂希さん。将来は、大学での知識をいかした化学の専門職に就きたいと、日々勉強に励んできました。6年間の集大成として大澤研究室で取り組んでいるのは、抗生物質の使用量削減と薬剤耐性菌の抑制をめざした研究です。春からは、再生医療分野でも目覚ましい技術開発を続ける企業が新しい舞台となる田中さん。
人や環境にやさしい薬剤の研究テーマに取り組む傍ら、ベトナム提携大学とのインターンシッププログラムに参加するなど積極的な学生生活を送ってきた様子をご紹介します。
大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 石川蒼人さん。
麹菌が作り出す美白成分として化粧品などに使われているコウジ酸。大学院2年の石川蒼人さんは、その生産経路解明に向けて遺伝子レベルで研究に打ち込んでいる学生です。高校生のときから化学や遺伝子などに興味を持ち、仙台からKIT金沢工業大学応用バイオ学科に進学を決めました。学部時代には、納豆菌の力で農地の土壌改良をめざす「ねばーるプロジェクト」の1期生として納豆菌の可能性に注目した活動に取り組んだ石川さん。来春からは、食品業界で新しい一歩を踏み出します。
期待感と責任感をもって世界で先をいく研究テーマに熱心にあたる石川さんをご紹介します。
建築デザイン学科4年 村西理子さん。
軽トラックの荷台に、木製の家をのせた「モバイルハウス」をKIT金沢工業大学で建築を学ぶ学生たちが設計、製作しました。これは、白山麓地域の住民と協力して取り組む観光事業の一環で、車中泊を活用した観光などへの利用に期待されるものです。リーダーを務めたのは、宮下研究室の村西理子さん。建築をどうしても学びたいとKITに進学。今回、実寸大の空間の設計、施工は初めての経験となり、難しさとともに建築のおもしろさを実感したと話します。アフターコロナ時代の新たな旅のスタイルを提案。
学生たちが製作したユニークな“動くホテル”を村西さんのインタビューとともにご紹介します。
機械工学科3年 長谷部允則さん。
9月、今年中止となった「NHK学生ロボコン」の代替イベントとして、参加チームが特設ウェブサイト上で手作りロボットを披露する「オンライン!学ロボFESTIVAL」が開かれ、KIT金沢工業大学夢考房ロボットプロジェクトチームは、3位に入賞しました。今年は、7人制ラグビーをモチーフにした「ロボラグビー」がテーマ。夢考房チームは、チームリーダー長谷部允則さんを中心に2台のロボットを製作。ロボット間でのパス、トライなどによって得点と速さを競いました。人間が出せる最速タイムがロボットの最速タイムになるという考えから製作に取り組んだ長谷部さんたち。
彼らが作り上げたロボットをインタビューとともにご紹介します。